「胆膵EUSセミナー」 著 肱岡 範先生 国立がんセンター中央病院
2019年11月22日JDDWでいつもの習慣で本屋をちらっとのぞきますと
あきらかに情熱と愛がたくさんつまったEUS本があることにすぐに気が付きました。
その日は新刊ラッシュで他のご施設からも新刊がでていましたが、
その本だけが別格なオーラを放っており、見た瞬間購入いたしました。
ジャケットをよく見てください!
EUS画像とともにシェーマ,CT(EUSでのビュー)が常に対比されており、解剖も精細に解説されています。
それだけではなく、疾患編では代表的な疾患のEUS画像と病理も対比されております。
それだけではありません。EUSインターベンションもEUS-FNAからHGSまでデバイスの選択基準も含めて詳細に解説されております。
第3章マニアック編も、shun的には最高です!
本当に読み手に寄り添って考えられた素晴らしい本だと心から感動いたしました。
その後
もう一回タイトルと著者を確認させていただきますとさらに驚きました。
「胆膵EUSセミナー」 著者 肱岡 範
これだけの熱量が単著とかまじぱねぇ!!(すごすぎる)
一人で300ページすべて書かれております。
本書の隅々から肱岡先生のEUSとトレイニーへの教育への愛が伝わってきました。
これだけの内容は普段からトレイニーのことばかり考えて教えていないと、
教育を日常的に情熱をもって日常診療をされていないと絶対にかけないと思います。
この本は、
EUS教育の際に必須の一冊となります。教育を受ける側も与える側もこの本を側に置いていてください!
私もEUSマニアあるいはOTAKUですが、この本で学ぶことがたくさんありました。
肱岡先生のようなEUS愛あふれる方と一度ゆっくりお話させていただけたら楽しいだろうなぁと心から思いました。