目次
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投資って聞くとどうおもいますか?
「親が貯金しろ、貯金しろといいますし、とりあえず貯金しておいたらいいんですよね?」
「株とか損したらこわいですし、やらなくていいですよね?」
「投資信託?名前がなんか危ない銀行にだまされそう。」
「NISAん?いや、お姉さんがいいです。」
若い方必須の知識をお話します。
なぜ投資を早く勉強しないといけないのか?
投資を早く勉強すべき理由は大きく2つあります。特に若い人にはほんとうに早いうちに知ってほしいです。
投資を早く勉強すべき理由
①インフレの影響を知らないと資産の価値がどんどん減る
②複利のパワーを最大限いかすため
この2個を理解するだけで正直人生が変わります。
①インフレの影響を知らないと資産の価値がどんどん減る(知らないと将来きつい未来がまってます)
これ知らないと結構やばいです。
日本政府はインフレ率2%/年を目指すということを公言しています。
インフレとは物価の上昇のことをいいますから、「毎年、物価を2%上げますよ」ということです。
具体的にいうと今日100円だったりんごが翌年には102円でないと買えなくなります(消費税とは無関係です)。
さてあなたの貯金をのぞいてみましょう。100万円あるとします。この貯金100万円の価値が毎年2%物価が上がるとどうなるでしょうか?
2%物価があがるということは、2%あなたの貯金の価値が落ちるということです!
1年後には
あなたの100万円はx0.98で98万円の価値になります。2万円価値がさがりました。
5年間たつと
100x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98=90.4万円 価値が10万さがりました。
10年間たつと、
100x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98x0.98=81.7万円
30年たつとどうでしょうか?
100x(0.98の30乗)=54.5万円
最初の100万円から考えると約半分の価値になっています。
このインフレの知識がなく貯金しつづけて30年過ごすと
あなたの資産の価値がもれなく半分になります。
「これは、あかん!!!」ですね。
このような政策がとられているのに日本ではインフレの怖さを理解をしていない方がいまだ多いのが現状だと思います。
あなたの現金の価値の暴落をふせぐ方法はただ一つ、
現金を別の資産に変えることです。
インフレの影響を防ぐために、
あなたの給料をすべて貯金にまわすのではなく、
株、投資信託、あるいは不動産に変えていきましょう。
そうすれば、インフレによる物価の上昇(現金価値の低下)を防ぐことができます。
②複利のパワーを最大限いかすには早さが大切。(複利の力をご存知ですか?)
インフレを知り、投資の必要性をわかった次に知るべきことは複利の力です。
毎年2%の変化というものが貯金に大きな影響を及ぼしましたね。
複利を知り運用することで資産の増加速度がアップします。
複利とは、もともとの元本に利息を加え、
そうして膨らんだ資産をあらたな元本として利息が発生することを示します。
「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う
(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」
かの有名なアインシュタインが上記の言葉を残しています。
最大の発明と言わしめた理由は下のグラフになります。
これは、10万円あなたがもっているとしたときのシュミレーションになります。
10万円のノートパソコンを買うかどうか悩んでいる状況を思い浮かべてください。
パソコンは買わないことに決めましたが、その貯金をどうするかの選択肢が2つあります。
①投資運用(利回り5%の投資ができ、利益を新たな元本として再投資した場合:複利で運用)する。
②銀行に寝かしておく(金利0.02%)、
参考に10万円のパソコンの価値(インフレで物価が2%ずつあがる)もグラフに出します。
さてスタートラインは同じ10万円です。これが30年後にはどうなるでしょうか?
結果は、
利回り5%の運用で30年後には、あなたの10万円は43万円になっています!!!
そして物価は1.8倍になっております。
もともと10万円で変えたパソコンの物価は上がり、買うのに18万円かかるようになりました。
銀行にあずけておくと30年で60円資産が増えます(笑)、もちろんパソコンを買うにはあと8万円いります…!!!
時間をかけた複利のパワーはすさまじいものがあります。銀行預金とは比較になりませんね。
このパワーを最大限使うために急いで早く、勉強する必要があるのです。
銀行預金でいいですか?投資しなくても大丈夫ですか???
そして、
年をとってから投資を勉強しますか?
それとも若いうちからより早く始めますか?
早く投資を始めると、FIREできる可能性があります。
FIRE=火
ではありません。
FIREとはアメリカで一大ムーブメントを引き起こした言葉、
「Financial Independence Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」
の頭文字をつなげた「F.I.R.E」のことです。
仕事をまったくしなくても、今の支出をまかなえるレベルの不労所得を得られる状態。
この状態がFIREです。
SHUNはみなさまとこの状態を目指したいと思いFIRE CHANNELをたちあげました。そのうちEUSchannelからは独立するかもしれません。
投資の戦略と実際は次回につづきます
次回、投資1年生のためのNISAの考え方【アフターコロナの資産形成】
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リベラルアーツ大学の両様をご存知でしょうか?わたしもこの方のYoutubeとブログを読んで投資の勉強をはじめました。
非常にギバー(奉仕)の精神にあふれる方でたくさんの貢献活動をされております。今回両様が初めて本を出されたので興味がある方は参考にどうぞ
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