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消化器内科研修医におすすめの本・教科書【2021年度版】
消化器内科を研修いただきありがとうございます。私達のチームに回ってくるたくさんの研修医のために書籍のまとめを作成しました。
消化器内科をもっと味わい尽くすための教科書をセレクトしましたので参考にしてください。
私が指導医として約3ヶ月という短い期間で研修医の先生に学習して欲しいことは、
①消化器内科急性期疾患の初期対応と治療
(吐下血、虫垂炎、胆嚢炎、胆管炎、膵炎、肝炎など)
②消化器頻用薬であるPPIや下剤の使い方
③腹部エコーの基礎知識(肝胆膵脾腎の描出とかんたんな異常所見のpick up)
1.消化器内科急性期疾患の初期対応と治療に役立つ本
⭐消化器内科診療レジデントマニュアル
消化器診療はコレ一冊で完結をめざしてつくられた書籍です。
最新の知識がコンパクトにまとまっています。
⭐極論で語る消化器内科 (極論で語る・シリーズ)
胆管炎や消化管出血での内視鏡適応や輸血の目標値、PPIの使い方などについてしっかりまとまっています。
⭐感染症レジデントマニュアル第2版
消化器感染症に関しては、感染症レジデントマニュアル第2版があれば役立ちます。
2.腹部エコーをはじめてやるときに役立つ本
⭐自信がつく研修医のための腹部超音波
研修医の目線でつくられています。名著です。
正常の画像と異常の典型画像もきちんとのっています。
研修医が自分で検査し、診断し、
除外できなくてはならない7つの疾患はぜひマスターしてほしいです!
私のチームでは1日1エコーを研修医の先生にお願いしています。
せっかく消化器をローテートするならなにかスキルを
GETして研修を終えてください。エコーで肝、胆のう、膵、脾、腎を
描出するくらいなら1週間やればできるようになります。
3.胃カメラに興味がある場合に購入を検討する本
もっと詳しい所見を知りたい場合、
正直なところ、胃カメラの本は短期間のローテであれば先輩から借りてもいいかと思います。
この本は写真は古いですがたいていどこの内視鏡室にもおいているので熟読するといいかと思います。
買う必要はないと思います。
私は消化器内科に入局するという人は
最新のきれいな画像のアトラスを買っても良いかと思います。
これが一番解説がしっかりしていておすすめです。
古い本は拡大内視鏡の所見などがなく、やはり時代についてきていないところがあります。
早期癌をみつけちゃいたいというさらにやる気のある先生は、
今非常にうれているこの1冊がおすすめ。
百症例式 早期胃癌・早期食道癌 内視鏡拾い上げ徹底トレーニング
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