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【資金面でのコロナ対策】医師ですが、突然給料が0になりました。

医師ですが突然給料が0になりました。

私の友人Aのバイト先がクラスターが発生し、週10万円のバイトx4がある日突然消滅しました。
大学病院で努めているその友人は大学病院で働いており、そこからの給料は雀の涙程度です。

さらに友人Bは当直と外勤バイトが同一で週に20万円ひとつの病院からもらっていました。
友人Bの病院にもクラスターが発生し、マイナス80万円です。

友人Bは新築をたてたばかりだったのでローンもたくさん残っています。

 

 

私達医師はコロナウイルスのクラスターがバイト先で発生した場合、

その病院で働けなくなる可能性があります。

大学院生や大学病院で働いている医師の場合収入がほぼ0になります。

あるいは自分の病院でクラスターが発生した場合はおそらくバイト先にも拒否されるでしょう。

 

 

収入が0になった時、

 

 

家賃やローン、教育費をきちんと払えますか??

また貯金で何ヶ月耐えれるでしょうか?

計算されているでしょうか?

 

そんな時のためにいくつか対策は必要ですがスポットバイトの備えは必要です。
医局があればそこそこのバイト先を斡旋してもらえるかもしれませんが、対応スピードがそれぞれです。

 

私達はコロナが発生した病院の収束宣言がでるまで耐えきらねばなりません。
病院次第ですが、約1−2ヶ月は覚悟しましょう。

 

この記事では資金面でのコロナ対策について解説いたします。

資金面でのコロナ対策 【事前準備】

【コロナ対策①】スポットバイト紹介先へ登録しておく

これがもっとも簡単な資金対策でしょう。医師免許をいかしつつ、収入を得ることができます。
クラスターが発生してから登録してもいいですし、事前に備える意味で登録しておいてもいいと思います。
いずれも大手なので登録しておいて損はないです。代表的なサイトをご紹介いたします。

 

1. 民間医局

とりあえず1個だけ登録するならここ民間医局です。

スポットバイト検索以外の4つの付加価値がございます。
①民間医局書店が利用できる:
 1500円以上で5%オフ、5000円以上で10%オフ、3万円以上で12%オフ(かつ送料無料)
②医師賠償責任保険に格安で入れる:
 47770円/年で入れます。あなたの保険と比較していかがでしょうか。
③ドクターズマガジンの無料購読(500円/月相当が無料):
 医療過誤判例集は結構面白いです。
④無料転職相談
メールが増えてうっとうしく感じるようであれば配信停止にしましょう。自分で検索するだけで十分だと思います。

コロナ対策としてのリスクマネジメントとして登録しておいて損はないですね。

>>民間医局のホームページをみてみる

 

2. マイナビDOCTOR

スポットバイトの件数が多いマイナビDoctorも登録しておく価値があります。
マイナビDoctor登録のメリットは
①非公開求人が多い②首都圏の求人が多い③非常勤の転職に強い
一方約70%が首都圏の求人であり地方は弱め、というデメリットもございます。

>>マイナビDOCTORのホームページをみてみる

 

 

3. 医師バイトドットコム

求人の掲載数は最大級です。非公開求人がメールでもらえます。メールを受け取るメリットは、

①ウェブ掲載前の高額求人をメールで一足先に受け取れる
②メールチェックだけで求人情報がみれる
③バイト先の相場がわかる。
ということがあります。

>>医師バイトドットコムのホームページをみてみる

 

 

上記①−③は登録しておいて損はないと思います。

https://twitter.com/eusmania_shun/status/1359698696686944256?s=21

登録先は民間医局がやや多めですね。とりあえず3つとも登録しましょう。

 

【コロナ対策②労働基準法による支払義務で交渉してみる】

これも実はTwitterで教えていただいたのですが、

労働基準法では休業手当の支払義務が定められています。

労働基準法では、労働者の生活を保護する観点から、使用者の休業手当支払義務について規定されています。

 

労働基準法(第26条)では、
使用者の責に帰すべき事由による休業の場合、休業期間中、使用者は従業員に対して
平均賃金の60%以上の休業手当を支払わなければならない」
と定められています。

 

この法律を根拠として勤め先の病院の都合(クラスター発生など)で
急に休職することが必要となった時に
賃金を請求できる可能性があります。

 

また、重要なポイントですがスタッフや常勤でなくてもこの法律は適応されるようです。

休業手当の支払いが必要な従業員の定義

休業手当は正社員のみではなく、労働基準法上の労働者に対して支払う必要があります。労働基準法上の労働者の定義は以下のとおりです。
“職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者”

パートタイムやアルバイト(短時間労働者)、派遣社員、契約社員も
労働基準法上の従業員に含まれ、休業手当を受け取る権利がございます。

これは職場とあなたの関係性やどうして病院で働けなくなったかという関係性も重要なので
上級医や所属長とよく相談してから判断されることをお勧めいたします。

 

【コロナ対策③】収入の柱を新たに作る

一ヶ所から収入をもらっているかもらいすぎていることが、困る原因となっています。
あなたのスキルや経験を現金化しましょう。日常生活で非常に困ったこと、トラブルを解決した方法などは
あなた以外のすべての人に役立つ可能性があります。そういった副業を初めてみても良いかと思います。

1. ノーリスクの副業を始める

あなたの趣味や体験、事件などの貴重な経験をnoteやブログで発信することでノーリスクで収益化が可能です。
noteやブログがおすすめです。

 

その他に、自分の文章作成、動画作成、スライド作成(PowerPointなど)といったスキルを売ることができるサイトもあります。
【ココナラ】や、【ランサーズ】、【クラウドテック】

というサイトで案件を受注し、収益源にできます。

こういったサイトに登録することのメリットは、
・あなたの個人ブログがなくても問題ない
・ブログのためのライティングの技術などを学ぶことも可能

上記のようなメリットもあり、あなたのスキルに合うものがあれば登録しておいても損はないと思います。

 

2. 低リスクの投資を始める

つみたてNISAがおそらく最も低リスクの投資です。

つみたてNISAとは金融庁が一般の人が安定的に資産を形成できるよう作成した制度で、

長期にわたり分散、積立投資ができる制度のことです。

つみたてNISAの特徴は、年間40万円までの投資で得られた利益が最長20年間非課税になります。

つみたてNISAで投資できる商品は、すべて金融庁による一定の基準をクリアした投資信託・ETF(上場投資信託)です。
もちろん、基準を満たしているからといってそれらの金融商品が必ず値上がりすることは保証されていません。

つみたてNISAで行う取引は、
ある商品を購入すると決めて、あとは自動引落とし(年40万円投資するなら月々33000円)で放置するだけなので

非常に簡単です。余計な時間もかかりません。株価も毎日見る必要はありません。そしてお金が必要な時はいつでも売って現金化できます。

 

また、初心者に不向きなものや積立投資に適さないものは最初から金融庁により除かれているので、
投資初心者でも投資先を選びやすくなっています。

どのくらいの収益があがるかなどの詳細は関連記事をご参照ください。

 

まとめ

勤務先でクラスターが発生して給料が0になりました。

大事なことはこのような事件が起こった時のことを想定し、シミュレーションすることです。

収入を早期に補充できるように事前にスポットバイトの情報を得ておくこと、
場合によっては労働基準法に則り病院と交渉する準備を周囲のスタッフと進めること、
あらたな収入の柱を育てておくことが大切だと思います。

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