EndNoteもってない人は人間(研究者)じゃない。
知り合いの論文をよく書く先生指導医からそう言われたようです。
まぁ、そこまでは言い過ぎとは思いますが、論文ガチ勢からみると
EndNoteを使っていないと
相当作業効率が低下するので時間をどぶに捨てているようなものです。
一回でいい雑誌に論文が採択されればいいのですが、そうでないことも多いと思います。
次の雑誌に投稿先を変更したらいくつかの作業があります。
①文献の引用方法などが上付き文字なのか、[1]などの[]なのか。変更します。
②また、referenceも論文により形式が統一されているのでひとつひとつ変える必要があります。
③COIなどの入力や雑誌によっては署名も集める必要があります。
①−③の作業だけでも大変な苦労です。
さらにこれらの作業を、頑張って書いた論文をrejectされた
精神的苦しみを背負ってやる必要があります。
やる気半減のなかでこの作業をこなすための解決策はひとつ、
EndNoteに①と②を一瞬でやってもらうのです。
最初適当にインストールして使用してみようとしましたが、まったく使い方がわかりませんでした。
先輩にEndNoteの使い方をレクチャーいただきましたので、自分の困ったポイントも含めながら解説していきたいと思います。
目次
目次
EndNote購入
私も人間になりたかったのでEndNote購入いたしました。
買い方はこちらをご参考に!
インストール、シリアルID入力
CDで買いますが、CDリーダーがなくてもダウンロード版のアドレスがついていました。
記載のアドレスからダウンロードし、インストール。パッケージの中にあるProduct Keyを入力します。
(すべて全角大文字、数字は半角、shift押しっぱなしでいけました。)
ライブラリを作成する
まずFileのNewをクリックすると、ライブラリが作成できます。これがあなたのデータベースになります。
(Newしか書いてないのでシンプルすぎて普通わかりません…)
文献を取り込む方法
つぎに文献のとりこみですが、
①文献をpubmedから取り込む
Citeをクリックすると、ファイルが立ち上がります。
ここでDownload.nbibを選択すると、EndNoteが立ち上がってライブラリーに文献が追加されます。
②Google scholorから取り込む方法
google scholorの ’’のマークをクリックすると、
EndNoteという項目が出るので、そちらをタップすれば、同様に文献がダウンロードできます。
③手持ちのPDFから取り込む
EndNote ライブラリーを開いて、Fileからimportを選択します。
投稿先の論文をインストール
Googleで、「投稿先の雑誌名○○○ endnote」
たとえば、「Endoscopy Endnote」「Digestive endoscopy endnote」などと検索します。
するとダウンロードできるサイトがでてきます。
そこから 「Download Style」を選択します。
ダウンロードした後、上のFileからSave as… を選択!(こんなん難しすぎます、、、)
Wordへの変更を許可していれば、StyleのSelect Another… のところから、
Endoscopyが選べるようになりました!!!
その他のEndNoteマニュアル
EndNoteのマニュアルが、慶應義塾大学からだされています。これも参考にしてください!
まとめ
EndNoteはスタイリッシュで役立つツールですが、説明がシンプルすぎてわかりにくいところが多くあります。
Google scholorで動画を集めるのが比較的便利だと思います。
EndNoteはうまく使えば論文作成、再投稿に非常に役立ツールですから、ぜひ習得いただければ幸いです。