MRCPと病理所見にEUSFNAが追加されたのが大きな改訂ポイントです。
2011年の診断基準では、区域性および限局性腫大の症例では多くの症例でERCPが必要でした。2011年当時はEUSの普及率もあまり高くなかったこともあり膵がんの除外のためできるかぎりERCPを行うという方針だったんですね。
しかし、今回MRCPが追加されたことでPSLで反応性があれば確診となる診断項目がひとつ追加されました。診断的ERCPはできるだけ減らしていく方向になっていってます。
しゅん
こんにちは!「EUS channel」のブログ運営者のしゅんと申します。 O型で趣味はEUSです。某EUS・ERCP high volume centerに勤めています。
EUSが好きすぎてこのサイトを作りましたが、もともとは白黒画像のEUSになんて全く興味はありませんでした。しかしEUSを実施するにつれて、早期膵癌の発見、ソナゾイド造影の美しさ、EUSガイド下ドレナージの患者満足度の高さを知るうちにどっぷりつかってしまい、自分自身にとって無くてはならない手技・存在になっていました。また、多くの膵がんの患者様を診療する中で、早期発見のためのEUSの大切さを実感するようになりましたが、全国でのEUS普及率はまだまだ低い状況であることもわかってきました。私の目標はこのサイトを通じてEUSを世の中へもっと普及させることで、日本全国の膵がん患者の予後改善に寄与することです。駄文ですが読んでいただければ幸いです。
MRCPと病理所見にEUSFNAが追加されたのが大きな改訂ポイントです。
2011年の診断基準では、区域性および限局性腫大の症例では多くの症例でERCPが必要でした。2011年当時はEUSの普及率もあまり高くなかったこともあり膵がんの除外のためできるかぎりERCPを行うという方針だったんですね。
しかし、今回MRCPが追加されたことでPSLで反応性があれば確診となる診断項目がひとつ追加されました。診断的ERCPはできるだけ減らしていく方向になっていってます。