MRCPと病理所見にEUSFNAが追加されたのが大きな改訂ポイントです。
2011年の診断基準では、区域性および限局性腫大の症例では多くの症例でERCPが必要でした。2011年当時はEUSの普及率もあまり高くなかったこともあり膵がんの除外のためできるかぎりERCPを行うという方針だったんですね。
しかし、今回MRCPが追加されたことでPSLで反応性があれば確診となる診断項目がひとつ追加されました。診断的ERCPはできるだけ減らしていく方向になっていってます。
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MRCPと病理所見にEUSFNAが追加されたのが大きな改訂ポイントです。
2011年の診断基準では、区域性および限局性腫大の症例では多くの症例でERCPが必要でした。2011年当時はEUSの普及率もあまり高くなかったこともあり膵がんの除外のためできるかぎりERCPを行うという方針だったんですね。
しかし、今回MRCPが追加されたことでPSLで反応性があれば確診となる診断項目がひとつ追加されました。診断的ERCPはできるだけ減らしていく方向になっていってます。
執筆者:しゅん
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