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パワーポイントの画像を高解像度で出力する方法(300dpi)に変更する方法
論文を投稿する時、静止画は高画質、高解像度なものを求められることがあります。
dpiとは、
解像度を表す「dpi」とは“dot per inch”の略で1インチ(2.54cm)あたりのドット数という意味です。 例えば300dpiならば300ピクセル(ドット)が1インチの大きさに印刷されます。(wikipediaから引用)
論文投稿の際の画像ファイル作成時に、300 dpiのtiffファイルを出力する方法は、あまり知られていません。
フォトショップなどでも高画質化は可能ですが、そのような高額なソフトがなくても
パワーポイント(PPT)さえあれば高画質化は可能です!!!
Windowsの場合
まずはパワーポイントの内部設定を変更する必要があります。
①左下のプログラムとファイルの検索部分に、「regedit」と入力する。
②ここで起動したファイルから
HKEY →CURRENT USER→Software→Microsoft→Office→15.0(最新は16です。とにかく数字を選択)→Powerpoint→options
の順に選択。
③次にメニューから「編集」→「新規」→「DWORD(32ビット)」と進む。
④以上の操作で追加された項目の名称を
ExportBitmapResolution に変更する。(ここを間違えるとできません!スペルミスにご注意ください)
⑤さらにその項目で右クリックしメニュー→「編集」→「修正」と進んでいく。
⑥「10進法」値を300と入力する。
⑦これでエディタを閉じるとあなたのPPTが300dpiで画像を出力する設定に変更できたことになる。
高画質化の実際(windows)
①PPT→名前をつけて保存→TIFF形式を選択する。
②選択したファイルが出力される。右クリックでプロパティ→詳細を確認すると
300dpiになっていることが確認できる。
Macの場合はプレビューを使います。
パワーポイント保存時にPDFで出力します
①PowerPointの「ファイル」→「名前をつけて保存」を開いて、ファイル形式:PPTになっているので、PDFを選択し、PDFファイルを作成する。
② 出力されたPDFファイルを選択し、このファイルで開く→プレビューでPDFファイルを開く。
③プレビューのメニューから「ファイル」→「書き出す」と開いていき、
④フォーマットとTIFFを選択する。解像度をその時300ピクセルに変更する。
※複数のファイルがある場合は、TIFFファイルが連続したひとつのファイルになります。
その場合は、サムネイルから分割したいスライドあるいはページを選び、
別のフォルダやデスクトップにドラッグ&ドロップすると別々のファイルになります。
逆に、複数枚を一つにしたいときは、その複数枚をドラッグ&ドロップ。
それでもできない場合
バナー工房でもDPIを変更できるようです。こちらもお試しくださいね。
メニュー➔印刷➔dpiの確認と変更。
まとめ
Windowsはパワーポイントの出力設定を変更し、名前をつけて保存からtiff形式で保存。
MacはPDFでpptを出力し、プレビューを使用して解像度を300DPIに指定して出力します。
それでもできない場合は、バナー工房で画像の解像度を変更してください。
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