上達を遅らせる!?EUS初心者がスキルアップするために注意すべき2つのポイント

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tmagu

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はじめまして!
卒後10年目のtmaguと申します。
とあるhigh-volume-centerで勤務しております。

EUSを独学でまなんでいましたが、、、

前勤務先では、まわりにEUS指導医がいなかったので独学でEUSを学んでいました。

 

2年前にshun先生と出会い、以降、shun先生の熱い指導を受け勉強させていただいています。(^^)

 

今回は、shun先生と出会う前後での、EUS手技内容の変化、考え方の変化をご紹介していきたいと思います。

以前のEUS勉強方法

私は前勤務先では、独学で教科書を見ながら、①胃、②十二指腸球部、③十二指腸下行脚の3つのstationの基本画像を覚え、各stationの走査で描出できる臓器・脈管を記憶することから始めました。

各staionでは、メルクマールとする対象をあらかじめ決めておき(自分は「脈管」を)、まずはメルクマール対象の描出ができるよう心がけていました。

胃カメラでのスクリーニング20カットのように、EUS検査中に記録すべき写真のリストをあらかじめ作成しており、とにかくそのリスト通りの画像が描出できるよう心がけていました。(画像リストを作る、までは、shun先生と一緒でした。)

しかし、、、

 

実際は、メルクマールとなる脈管が描出できなくなると、リスト通りの画像が描出できなくなり、目的としていた主膵管の精査に時間を要したり、フォローしたい病変の描出に時間を要したりと、四苦八苦する日々が続いていました。

概念図とCHASING METHODとの出会い

shun先生出会い、EUS channelの中の2つのポイントを知って、
今までスキルアップできなかった理由にすぐに気づかされました。

 

それは、

 

 

① EUS概念図を把握していなかった

今までは実際の解剖を意識しすぎており、EUSのプローブをどこに当てるとどう見えるかを意識していた。
実際の解剖を意識しすぎると球部操作などは逆に混乱します。実際の

EUS概念図:EUSの脳内地図

 

② メルクマールという概念に固執しすぎた。

shun先生の手技にメルクマールという概念は無い。
(肝臓⇨門脈⇨主膵管と、6時キープする管腔を乗り換えていく、「CHASING METHOD」。)

 

胃内でも十二指腸球部でも、門脈は必ず主膵管と交差します。管腔の乗り換えを常に意識することで、観察途中で門脈を見失っても、主膵管から門脈へ戻って乗り換えることができるようになりました。時短に成功した瞬間です。

実際どう手を動かすの?chasing methodと、EUS上達に必要不可欠な3つのスキル

 

まとめ

私のように、独学でEUSをされている先生も多いのではないでしょうか。

なかなか上達しない、イメージがわかないということでお困りの方はたくさんおられると思います。

まずはEUS概念図を把握し、CHASING METHODを習得することが

最速でEUSをマスターするためには大切だと思います。

ぜひおためしくださいね(^^)

                                                                                                                              by tmagu

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