目次
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座長マニュアル:事前準備
①司会進行の順番を決める
地方会の座長はだいたい二人一組であることが多いです。前半と後半にわけることが多いので、事前に一緒に座長する先生に連絡しておき、
前半、後半どちらが担当するか打ち合わせしておく(病院に電話でOK)。
②質疑応答
「それではフロアからご質問をお願いします」といってもほとんど質問がでないことが多いです。
特に夕方のセッションであれば皆疲れているのでほとんど質問はでません。
アドリブで質問することは難しいため、抄録を見て事前に一演題につき1-2個質問を考えておく必要があります。
質問が思い浮かばない場合は、Google scholarで似たような演題の考察を検索して読んでおくことも大切です。
座長のセリフ:テンプレ
このセッションは前半 わたくし、〇〇大学の〇〇が
後半は〇〇病院の〇〇が、担当させていただきます。
それでは、第〇席にうつりたいとおもいます。
続いての演題は、〇タイトル〇、○施設名○の
〇〇の先生よろしくお願い致します。
フロアからご質問はございますか?
フロアからご質問をお願い致します。
では、私から質問させて頂きます。
それではわたくしから一点確認なんですけれども
◯◯先生発表ありがとうございました。
つづきまして第〇席(順番)にうつりたいとおもいます。
それではこのセッションを終わらせていただきたいと思います。
演者およびフロアの皆様、ご協力ありがとうございました。
(時間通りにおかげで終わりましたという意味)
司会の不手際で時間が押してしまい申し訳ございません。
(時間がおしてしまった場合のセリフ)
座長からの質問の作法
・フレッシュマンセッションでは厳しい質問はしない。研修医の先生に入って欲しいので成功体験を積んで帰っていただく。
・治療困難症例で出してくれているケースで演者を責めない。
座長のメリット
座長は評議員申請に必要です。上司から依頼された場合は、
一度経験しておくとよいかと思います。
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